

「This is (not) my lullaby」
出版記念イベント
----------------------------
2023年、伊藤野枝のコンサートの休憩中に「表現の現場調査団で音楽分野のコラムを書いたのは私です」と話しかけてくれたのが、青依さんとの初対面だった。上野の音楽学部には自分以外にフェミニズムとか言ってる人がたぶんほとんどいなかったから、今回はどうしても同世代の話が聞きたいと思った。フェミニズムが照らす「音が出る」という音楽のラディカルさ、あるいは、その可能性について。
ーー『This is (not) my lullaby:野木青依インタビュー』より
-----------------------------
◾️会について◾️
音楽とフェミニズムをテーマにしたマガジン「This is (not) my lullaby」の出版を記念し、お茶会を開催します。ゲストは「マリンバ・ネリネリ」などユニークな活動で知られるマリンバ奏者の野木青依さん。演奏を見ながら、トークを聞きながら、マガジンを読みながら、西洋音楽におけるジェンダーについて広く考えてみます。会場ではマガジンの販売もおこないます。
日時 2025年5月2日(金) 16:30〜18.30
会場 東京藝術大学上野キャンパス国際交流棟3F コミュニティサロン(学内MAP No.19)
参加料 500円(お茶・お菓子付き)
演奏 野木青依
登壇 平野みなの、jwcm
※支払はPaypayと現金のみ
※当日参加も歓迎しますが、お茶とお菓子が残っていなかったらごめんなさい
※乳幼児も歓迎します
内容(予定)
16:30〜 トーク①
17:00〜 ざわざわパフォーマンス by 野木青依①
17:30〜 トーク②
18:00〜 ざわざわパフォーマンス by 野木青依②
18:30 閉場
※時間は目安です
◾️ 問い合わせ ◾️
jwcm(女性作曲家会議)
WEB: https://jwcm.site/
MAIL: jwcm.site@gmail.com
X:@J_W_C_M
Instagram:@jwcm.site

talk & performance
野木青依(マリンバ奏者)
1994年宮城県仙台市生まれ。11歳からマリンバ演奏を始める。桐朋学園大学音楽学部卒業後、2018年8月メルボルンにて第5回全豪マリンバコンクール第3位と新曲課題における最優秀演奏賞受賞。外では街ブラ演奏会「マリンバ・ネリネリ」を、会館では「おしゃべりマリンバコンサート」を各地で実施中。きくように演奏し、音にきいてもらえるよう演奏する。

talk
平野みなの(アートマネージャー)
アートマネージャー。2000年岐阜県生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科を経て、同大学院国際芸術創造研究科修士課程 修了、ラリュス賞受賞。研究領域は音楽、フェミニズム、ジェンダー。東京芸術祭ファームをはじめとする国際共同制作事業など、さまざまな領域に手を広げて修行中。フェミニズム実践とセーファースペース構築をミッションに現場に立ちながら、公 / 私の線引きや主体のありようを軽やかに問いなおす表現に関心を寄せている。双子座、AB型。

talk
jwcm | 女性作曲家会議
「現代音楽と社会」をテーマにしたリサーチコレクティブ。80年代前半~半ば生まれの8名の女性作曲家(牛島安希子、桑原ゆう、小出稚子、樅山智子、森下周子、山根明季子、渡辺愛、渡辺裕紀子)が参加した2018年8月のシンポジウムをきっかけに、2019年6月に正式に発足。ヨーロッパ、アメリカ、アジア各国におけるそれぞれの文化体験を踏まえ、インターセクショナリティの観点から、ジェンダーや、音楽と社会の関係性についてディスカッションを重ねる。