【社会 × 女性アーティスト​ ÷ 歴史​​​​=???】
かつて影なる場所で息を潜めていた⼥性アーティスト。
それは果たして本当に過去のものなのか?

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明治政府により西洋音楽教育が日本に取り入れられてから、多くの女性作曲家が国内外で活躍してきました。国費留学生として初めて海外で研鑽を積んだ幸田延(1870-1946)、国費留学生として初めて海外で研鑽を積んだ幸田のぶ、NYで前衛芸術活動に参加し国内に広めたフルクサスの塩見允枝子(1938-)など、日本音楽界の発展において重要な役割を担った者は少なくありません。しかし同時代の男性が華々しく扱われているのに対し、女性の活躍はこれまで語られてきませんでした。そんな「無きものとして扱われてきた女性アーティスト」の今までについて、これからについて、話してみようと思います。
助成: 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京